火野葦平が書き溜めた「河童曼陀羅」をベースに、河童と人間の物語を人形劇にしました。
デフパペットが37年間、「聴こえない・聴こえる」という違いを超えて活動を続けてきたことが、現代においての『共生』という真の意味を考えるきっかけとなる作品になれば、と考えています。
脚本・演出を手掛けるのは、様々なカンパニーの演出や脚本も手掛けながら、宮崎県立芸術劇場の演劇ディレクターも担う立山ひろみ氏。立山氏も“表現の片鱗でしかないコトバの不自由さ”という問題意識から、身体表現、音楽、映像などの要素を台詞と等価値に位置付ける、新たな表現に挑戦してきた実績のある若手演出家です。
立山氏とデフパペットのろう者と聴者の感性を、対話とワークショップを重ねることで、デフパペットだからこそたどり着くことの出来る表現を創造します。
村はずれの井戸には河童が住んでいました。
河童はコイやフナ、カニやカエル、ゲンゴロウとぷかぷか泳いだり、子どもたちと相撲をとったり、のんびりした毎日を過ごしています。
そんな河童とある少女の出会い。
河童の周りには、子どもたちの笑顔が溢れ、いつまでもそんな時間が続くと思っていたのに―。
村に干ばつが続いた年、村人たちはそれを河童のせいにします。
河童は井戸の底で、考える、人間たちの行動が分からない河童は、身体中をかきむしりながら、一体どうしてこんなことが起こるのだろうと考えます―。
デフ・パペットシアター・ひとみ Deaf Puppet theater HITOMI
ろう者と聴者が協同してつくるプロの人形劇団です。
NHKと共同で「ひょっこりひょうたん島」を製作した、人形劇団ひとみ座を母体とし、お互いの感性を活かし合った目で観て楽しめる人形劇をつくることをミッションに活動を続けています。
「デフ・パペットシアター・ひとみ」公式ウェブサイトはこちらです ≫
料金(全席自由)
大人 3000円
学生(大高中生) 2500円
小学生以下 2000円
☆当日各 300円増
2017 年12月13日(水)10:00より発売!
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現代人形劇センター:TEL 044-777-2228 FAX 044-777-3570
TEL 0570-02-9999(24時間音声自動応答 Pコード482-322)
主催
(公財)現代人形劇センター/デフ・パペットシアター・ひとみ川崎市公演を観る会
共催
川崎市
後援
神奈川県教育委員会/川崎市教育委員会/(公財)川崎市文化財団/(一財)全日本ろうあ連盟/(社福)神奈川県社会福祉協議会/(社福)川崎市社会福祉協議会/(社福)神奈川聴覚障害者総合福祉協会、神奈川県聴覚障害者福祉センター、川崎市聴覚障害者情報文化センター/NPO法人川崎市ろう者協会/NPO 法人日本ウニマ(国際人形劇連盟日本センター)/神奈川県聴覚障害者連盟、(公社)神奈川県聴覚障害者協会
協力
(株)伝わるラボ、NPO法人サポートひろがり/日本聴覚障害者心理協会/手話同好会のぞみ/神奈川大学手話サークル303/アプライドシアター研究所、ドラマエデュケーションカンパニー/あらら企画
協賛
パイオニア(株)/(有)フジオート/(一社)日本補聴器工業会
寄付
(公財)カメイ社会教育振興財団(仙台市)
企画制作
(公財)現代人形劇センター
お問い合せ
(公財)現代人形劇センター ≫
TEL 044-777-2228
ソリッドスクエア B1ホール
◆住所
〒212-0013 神奈川県川崎市幸区堀川町580 ソリッドスクエア B1
◆電車
JR・京急川崎駅西口から徒歩6分
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