カンボジアの伝統影絵芝居「スバエク・トム」
~いいだ人形劇フェスタ'12~
日本で最大の人形劇フェスティバルに、ユネスコの無形遺産、
カンボジアの伝統影絵芝居「スバエク・トム」がやってきます!
出演:ティー・チアン一座より、座長チアン・ソパーン、他2名
演目:「リアムケー」より一部
(※ヒンドゥー叙事詩「ラーマーヤナ」のカンボジア版)
日時:2012年8月4日10時/8月5日10時
出演:飯田市公民館ホール
料金:1000円
【お申込み・お問合わせ】いいだ人形劇フェスタ実行委員会
TEL 0265-23-3552 /FAX 0265-23-3533
【お問い合わせ】(公財)現代人形劇センター TEL 044-777-2228
◆カンボジア◇伝統影絵芝居 スバエク・トム(ユネスコ無形遺産)◆
遺跡で名高いアンコール地方を中心に発達した影絵芝居。
祭礼のほか、高僧の葬儀など仏事の儀礼としても演じられてきた。
宮廷舞踊とともにカンボジアを代表する伝統芸能。
繊細な彫刻がほどこされた大型の影絵人形を、演技者は差し上げて遣い
スクリーンの裏のみか、表でも演じる。
身体の動きも見せるダイナミックな表現が大きく特色。
長く厳しい内戦の時代を耐えてみごとに復興をとげ、若い世代の後継者も
生まれている。現在は、4劇団が伝承している。
また2005年、ユネスコの無形遺産「傑作の宣言」を受ける。
◆ティー・チアン一座◆
ティー・チアン一座は、現在活動するスバエク・トムの劇団のうちでも、
もっとも古くからの演技、演出を受け継いでいる。
一座の名となっているティー・チアン師は、アンコール地方
シェムリアップで、十代から修行をはじめ、内戦を生き抜いた
数少ない演技者のひとり。2000年に亡くなるも、一座はその伝承を
大切に受け継ぎ、近年はその孫をはじめ二十代の演技者が中心と
なって活動している。
1997年には文化芸術省と合同のメンバーで、また2009年には
劇団単独で日本公演を行っている。
(その時の詳細はこちら。)