出版物・詳細

現代人形劇作品集

現代人形劇作品集No.1

須田輪太郎著
1974年B6版176頁840円
半世紀にわたり上演し、現在も上演されてい続けている作品、狂言に題材を求めた作品と多彩。それぞれに作者の演出ノート付き。

【収録作品】

お馬に化けたきつねどん
きのこわらわら
おむすびころりん
かみなり
八百屋さんのお店で

現代人形劇作品集No.2

片岡昌著
1974年12月B6版146頁735円
「ひょっこりひょうたん島」の美術家として著名な著者は、また脚本家、演出家としても独特のセンスを発揮している。著者による解説や演出ノートが出色。

【収録作品】

かちかち山
はだかの王様
プルチネラの恋
マッチ売りの少女

現代人形劇作品集No.4

宇野小四郎著
1975年刊B6版163頁735円
1970年代の時代背景を色濃く感じさせる、著者の若い時代の瑞々しい作品群。30年以上たった今、改めて新鮮な感動を覚える。

【収録作品】

盗まれた天文台
つぼっちょつぼつぼつぼどん
この指とまれ

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人形劇史研究

人形芝居研究会編 B5版

日本の人形芝居の研究者によって設立された、人形芝居研究会が、それぞれ得意な観点から毎回研究発表をしたもの。研究書の少ない分野で貴重な資料と言える。

人形劇史研究創刊号

1990年11月刊89頁1000円

【目次】

「青墓」考宇野小四郎
美濃「願興寺大祭」の山車芸能 鬼頭秀明
奈佐原の漆塗りかしら 斎藤徹
鈴江家人形第一次調査宝報告 斎藤徹
盛岡・鈴江四郎兵衛人形 加納克己
報告第一回中部文楽サミット 塚田千恵美

人形劇史研究2号

1990年12月刊66頁800円

【目次】

山梨県下の人形座 加納克己
天津司舞
山梨の人形浄瑠璃前史
山梨県下の人形各座
山梨県か人形座年表

人形劇史研究3号

1991年10月刊163頁2000円

【目次】

ワヤン研究序説 佐藤彰
真桑の三番叟あと人形における式三番叟の変遷考 佐藤彰
付・真桑の三番叟舞い方口伝−継承のための記録 斎藤徹
人形芝居の三番叟について−その一 宇野小四郎
中世・近世初期遺跡出土の人形カシラ 加納克己

人形劇史研究4号

1993年3月刊105頁2000円

【目次】

人形二題 宇野小四郎
飛騨の座敷からくり人形 鬼頭秀明
江戸時代初期に遡る人形構造(操法)についての一考察 加納克己

gen-5人形劇史研究5号1993年8月102頁2000円

【目次】

綱火・花火・人形戯 加納克己
築城図と操り師段兵衛 加納克己
子浦の式三番叟と操りカシラ 加納克己
世界の芸能をつなぐ地下水脈 宇野小四郎

人形劇史研究6号1995年2月刊166頁2300円

【目次】

インドの影絵芝居 塚田千恵美
小田木人形のかしらと歴史 加納克己
金沢三社町近世遺跡出土の操り人形かしら 加納克己
中町祭礼帳年号考 加納克己
「中町祭礼帳」に出る人形遣い・太夫等の事 加納克己

人形劇史研究7・8号

1998年4月196頁2500円

【目次】

人形の三番叟Ⅱ猿楽の伝承と式三番叟の成立 宇野小四郎
三社神楽之式由来引田家文書より 中西英夫
岡田の山車からくりと操り人形−愛知県知多市岡田− 鬼頭秀明
知多岡田・さと組『一献社』(鉢た々記)の支障とその人形 加納か積み
鉢たたきの歌と浄瑠璃・狂言・俳句 加納克巳
どうこのぼう考−鉢たたきの操り人形− 加納克巳
傀儡師(首掛け箱廻し)の操り人形における歌謡と踊りの系譜 加納克巳
奈良時代遺跡出土の操りかしら 加納克巳
報告南インドの影絵芝居 塚田千恵美
ワヤン研究序(2)−ワヤン・ベベルの場合− 佐藤彰

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資料集〜人形劇セラピー〜

1990年刊B5版35頁 730円

1、人形劇とセラピー報告

1988年開かれた、分科会「人形劇セラピー」の報告。日本からはデフ・パペットシアター・ひとみ、高村豊氏、ゆうかり人形狂言座、フランスからは人形劇とセラピー協会会長・マドレーヌ・リヨンスさん。

2、アメリカからの実践報告

No1.病院の中でのパペットセラピー

No2.小児科の骨髄移植患者との人形劇セラピ

アジアの人形芝居

1988年B5版18頁525円

同名展覧会のパンフレット。ランガプタリ人形劇場(インド)、ムティアラインドネシア(インドネシア)、ロドシリ劇団(タイ)男寺党(韓国)、西螺新興閣(台北)を紹介。

【寄稿】

アジアの人形劇 川尻泰司
アジアの人形劇にみる伝承文化 宮尾慈良
ダランは語りに精魂をこめる 松本亮
画證・アジアと日本の人形芝居 宇野小四郎

図解・韓国の伝統人形芝居コクトゥカクシノルム

韓国民族劇研究所編集

1986年刊A5版182頁1680円

韓国重要文化財第3号「コクトゥカクシノルム」についての、韓国第一線民俗学者の調査研究書、脚本2種類と、上演に即しての図解、人形の作り方を収録。韓国民衆の息吹を伝え、日本の民俗芸能、人形劇史を考える上でも興味の尽きない貴重な資料集。

【内容】

由来、語源、演技内容および特徴、配役、リズムおよび踊りの振り、操作者と対話者、過去の舞台の構成、金在_採録(1933年)脚本、沈雨晟採録演戯本と演戯図、人形の作り方、日本での出版に寄せて

ふるさとのあそび

宇野小四郎著

1975年刊A5版182頁1,000円

展覧会「ふるさとのあそび展」のために行った、あそびの全国調査をまとめたもの。

なつかしいふるさとの遊び、84種類を一挙紹介。草木のあそび、雪あそび、座敷あそび、外あそびの遊び方の説明や、あそびにまつわる思い出も数人から寄せてもらっている。やさしい挿絵もふんだんに盛り込み、読み物としても楽しい。

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