~アジアの人形劇を通した異文化理解プログラム part1~
アジアの魅力的な人形芝居を身近に感じるプログラムがスタートしました。
第1回はユネスコの無形文化遺産でもある、カンボジアの大型影絵芝居です。
川崎市で公開ワークショップと学校でのレクチャーデモンストレーションを行います。
カンボジアのアンコールワットの近くで伝えられてきた、ダイナミックで幻想的な影絵
芝居です。今回のワークショップでは、長い内戦を耐えて伝承を守った長老に師事した
日本人講師により、基本の姿勢や歩き方から、人形の遣い方まで体験することができま
す。合わせて、芸能を育んできたカンボジアの生活、言語、文化を学びます。
<公開ワークショップ>
日 時: 2019年3月3日(日) 10:00~11:30
会 場: 川崎市国際交流センター レセプションルーム(1F)
(川崎市中原区木月祇園町2-2)
ホームページはこちら
参加費: 2,000円
定 員: 30名 (お申し込みは先着順)
講 師: 福富友子(カンボジア影絵芝居研究、東京外国語大学非常勤講師)
主 催: (公財)現代人形劇センター
後 援 : 川崎市・川崎市教育委員会・(公財)川崎市文化財団・
(公財)川崎市国際交流協会
助 成: (公財)かわさき市民活動センター
お問い合わせとお申込み:
(公財)現代人形劇センター
TEL 044-777-2228 / FAX 044-777-3570
Mail asia@puppet.or.jp
URL www.puppet.or.jp
大型影絵芝居 スバエク・トムとは
カンボジア、シエムリアプ州に伝えられてきた伝統芸能です。
「スバエク」は「皮」、「トム」は「大きい」という意味で、牛の皮からつくった大き
な人形を遣います。人形の遣い手は、スクリーンの裏で影を見せるだけでなく、表にも
姿を現して演じるのも特色の一つです。
講師紹介:
福富友子
1994年よりカンボジアに渡り、やがて大型影絵芝居スバエク・トムに魅せられ、19
97年から3年間、シエムリアップ州で、この芸能の古くからの伝承者である長老に師事
し、その一座の座員として活動する。演技者としてだけでなく、口承である物語の台本
を文字として記録するなど、研究と伝承の支援を行う。
現在は、東京外国語大学等で非常勤講師としてカンボジア語を教えるとともに、スバ
エク・トムの伝承と普及に力を注いでいる。また日本でスバエク・トムのグループを結
成しており、今回の講座はそのメンバーとともに行う。著書に『旅の指さし会話帳カン
ボジア』(情報センター出版局)
<学校レクチャーデモンストレーション>
川崎市内の学校5校で、カンボジアの影絵芝居を通した国際理解をめざして行います。
人形の遣い方の体験のほか、カンボジアのあいさつ、生活、衣装なども紹介します。
2018年12月19日(水)川崎市立橘高校
2019年 1月22日(水)川崎市立宮内小学校
2019年 2月 6日(水)川崎市立戸手小学校
2019年 2月20日(水)川崎市立大谷戸小学校
2019年 3月13日(水)川崎市立井田中学校
(いずれも非公開です)
主 催: (公財)現代人形劇センター
後 援 : 川崎市・川崎市教育委員会・(公財)川崎市文化財団・
(公財)川崎市国際交流協会
助 成: (公財)かわさき市民活動センター