台湾のSFX人形劇映画「聖石傳説」

〜シリーズアジアの人形芝居part12〜

今年のおススメはこれ!

台湾では誰もが知っている

超絶のSFX人形劇ムービー

台湾映画史上最高の製作費を投じた空前のヒット作

伝統から生まれた新しい映像人形劇です


台湾映画史上の話題作

テレビ人形劇の人気シリーズをもとに書き下ろされ、2000年に封切られました。製作期間は3年、製作費は当時台湾映画史上の最高額。SFX撮影には18分の動画に6ヶ月を費やすほどの緻密な映像づくりに加え、音楽には台湾ロック界のスター伍佰を配すなど、大きな話題を呼んで、空前のヒット作となりました。

美形ぞろいの個性派キャラクター

舞台は400年前の中国の武術界、武林。どんな願いも叶える「天問石」をめぐり、善悪入り乱れて陰謀が渦巻き、武闘が展開される――登場するヒーローたちはいずれ劣らぬ美形ぞろいにして強烈な個性を発揮。クールな風貌の内に熱さを秘めた男たちの物語です。

ひとりの声優がすべてを演じわける超絶技巧

数多い登場人物のセリフは唯ひとりの声優によって演じられます。これは伝統人形劇のスタイルを受け継ぐもので、この声優こそが人形劇のスター的存在なのです。本作の黄文擇は、八色の声をあやつる「八音才子」の名を欲しいままにしています。

名門ファミリー三代目の挑戦

台湾では19世紀に大陸からもたらされた人形劇「布袋戯」がつねに大衆娯楽の中心にありました。こんにちまで百数十年におよぶ驚くべき人形劇人気です。1960年代にテレビに進出すると、最高視聴率97%の記録をうちたて、1995年には人形劇専門チャンネルが登場して、若者のサブカルチャー的存在となりました。

本作の監督・黄強華と声優・黄文擇の兄弟はこの専門チャンネルの開設者。そして伝統布袋戯の名人を祖父に、テレビ人形劇のスターを父にもつ名門の三代目です。彼らのチャレンジの根本には、実は伝統的な手法への強いこだわりがあるのです。


【川崎】〜アジアまるごと体験シリーズin川崎その3〜

11月23日(木・祝)14:00(開場30分前)

川崎市市民ミュージアム映像ホール

神奈川県川崎市中原区等々力1-2等々力緑地内Tel.044-754-4500

料金◇一般前売¥1300・当日¥1500/学生前売¥1000・当日¥1300

アフタートーク

「台湾の映像人形劇、その魅力」須田輪太郎(国際人形劇連盟名誉会員/人形劇脚本・演出)ほか

【東京】

12月15日(金)11:00/14:00/18:30(開場各30分前)

東京都写真美術館ホール

東京都目黒区三田一丁目13番3号恵比寿ガーデンプレイス内Tel.03(3280)0099

料金◇一般前売¥1300・当日¥1500/学生前売¥1000・当日¥1300

アフタートーク(18:30の回のみ)

「メイキングあれこれ」水野衛子(中国映画字幕・翻訳業)ほか

■プレ講座「台湾人形劇事情〜進化する伝統〜」

11月11日(土)16:00〜18:00

富士ゼロックス㈱講堂(詳細はニュースの公開講座を参照>>>

お申し込みとお問い合わせ

(財)現代人形劇センター(東京、川崎会場)

チケットのご購入はこちら>>>です。

tel.044-777-2228/fax044-777-3570

(特活)市民文化パートナーシップかわさき(川崎会場)

事務局窓口および電話にて受付

川崎市幸区堀川町72-1 ラゾーナ川崎プラザ5F (JR川崎駅西口徒歩5分)

tel. 044-874-8501

(住所・電話番号は9月25日より)


聖石傳説
製作:黄文擇/監督・脚本:黄強華/声の出演:黄文擇/スーパーバイザー:黄海岱・黄逢時/ラインプロデューサー:王嘉祥・蔡孟育/撮影監督:陳榮樹/撮影:蔡孟育/照明:李豫群・蔡孟忠/美術:周銘信/編集:蕭汝冠/特撮効果:太極影音科技公司/人形操作:丁振清・嚴宗裕・呉基福/人形造形:丁振清・郭何成/人形製作:除柄桓/音楽プロデューサー:賈敏怨/音楽:上海交響楽団/主題歌:伍佰&ChinaBlue他
(C)1999PILIINTERNATIONALMULTIMEDIACO.,LTD.

主催:(財)現代人形劇センター
後援:台北駐日經濟文化代表處・(財)交流協会・国際人形劇連盟日本センター
協賛:アサヒビール(株)・富士ゼロックス(株)・富士ゼロックス端数倶楽部
協力:川崎エスペラント会・日本ワヤン協会・人形劇団ひとみ座・パペットマーケット・バリ芸能研究会
[川崎会場]
共催:川崎市教育委員会
後援:神奈川県・神奈川県教育委員会・(財)川崎市国際交流協会・(財)神奈川県高等学校教育会館
助成:神奈川県

photo提供:バンダイビジュアル(株)

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