川崎・しんゆり芸術祭アルテリッカは、ジャンルを超えた芸術の祭典です。
2009年から毎年開催されていますが、乙女文楽は初めて参加します。
すべて義太夫節の生演奏、人形解説付きでお届けします。
川崎市アートセンターHP
【公演情報】
日 時:2023年4月29日(土・祝)14:00(開場13:30)
会 場: 川崎市アートセンター アルテリオ小劇場
(小田急線新百合が丘駅北口 徒歩3分)
アクセス
料 金: 一般 4000円
学生 2500円
障がい者割引 3500円
※未就学児のご入場はご遠慮ください
※障がい者割引は川崎市アートセンターのみの取り扱いです
出 演: 人 形 ひとみ座乙女文楽
浄瑠璃 竹本土佐子 竹本越孝
三味線 鶴澤駒治 鶴澤津賀花
演 目:「増補大江山酒呑童子」戻り橋の段
「傾城阿波の鳴門」順礼歌の段
主 催:川崎市アートセンター
共 催:川崎・しんゆり芸術祭実行委員会/川崎市/川崎市教育委員会
協 力:(公財)現代人形劇センター
【お申込み】
<インターネット> アルテリッカしんゆり公式ホームページ(24時間対応)
<電話予約> アルテリッカしんゆりチケットセンター
Tel.044-955-3100 (10:00~17:00) 4/1から毎日営業
(3/31まで平日のみ)
<窓口販売> 川崎市アートセンター/新百合トウェンティワンホール
昭和音楽大学南校舎/マイタウンチケットセンター
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【演目について】
『増補大江山酒呑童子』戻り橋の段
(『ぞうほ おおえやましゅてんどうじ』もどりばしのだん)
ときは平安時代。京都一條の戻り橋には夜毎鬼が出ると恐れられていた。
ある夜、源頼光の四天王のひとり渡辺綱が戻り橋に差し掛かると、そこに
美しい女が佇んでいた。「五条まで行くところ」という女を、綱はそれでは
送ろうと一緒に歩き始めると、なんと川面に映ったその姿は恐ろしい鬼女
であった。綱は素知らぬ振りで、鬼女との虚々実々の駆け引きを繰り広げ、
やがて「魔性の者、本性を表せ」と詰め寄って激しい戦いを繰り広げるの
だった。
大江山の鬼退治の伝説で有名な源頼光の家来を主人公として、鬼女との戦い
を
描いた舞踊劇。美女が一瞬にして鬼女に変わる仕掛けをもつ「ガブ」という
カシラや激しい立ち廻りがみどころ。
『傾城阿波の鳴門』順礼歌の段
(『けいせいあわのなると』じゅんれいうたのだん)
大阪の町はずれに、十郎兵衛とお弓の夫婦が住んでいます。夫は元阿波
の国(徳島県)の武士。主家の宝刀が紛失したため、幼い娘を残して旅に
出て、今は盗賊となって刀の捜索を続けています。ある日、その家を順礼の
娘が訪れます。三歳のとき別れた、夫婦の実の娘でした。お弓はそれと気づ
きますが、盗賊となった身で、娘に禍が及ぶのを恐れ、心を鬼にして名乗ら
ずに帰すのでした。
切ない母娘の情愛を描いた人気演目です。
【お問い合わせ】
川崎・しんゆり芸術祭<アルテリッカしんゆり>実行委員会事務局
Tel.044-952-5024 Fax.044-955-0431
(公財)現代人形劇センター
神奈川県川崎市中原区井田3-10-31
TEL 044-777-2228 / FAX 044-777-3570
URL www.puppet.or.jp
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